新米ママの子育て・育児ブログ

妊娠、出産、子育て中ママの日常や育児日記、子育てグッズの紹介など実体験をブログ形式でご紹介します。

沖縄の育児~生まれてからのイベント~

こんにちは!

私が住んでいる沖縄は独特の文化や風習など先人からの習わしが

いまでも色濃く残っています。

 

今日は実際に体験した育児に関する地域性を書いていきたいと思います。

KoMaの住む地域でのお話しなので場所によっては少し違うかも…

 

とは言うもののなんせママ歴8ヶ月のドペーペーなもので

浅い内容になってしましますがご容赦を...

 

 

まずは息子が生まれて1ヶ月半ごろに旧盆があり

ちょうどそのタイミングで「ハチアッチー」を済ませました。

「ハチアッチー」は方言で標準語では「初歩き」を意味します。

お気づきの方もいらっしゃると

思いますが、

 

息子歩けません

 

当たり前ですね~。

初めての外出を意味し、本土で言うお宮参り的なことです。

ただ沖縄はお宮...参りません!!

そうゆう習慣がないのです。(神社はありますよ)

沖縄に移住してきた本土の方が主に行っているようで

私も妊娠中いろいろ調べて初めて知りました。

 

話を戻すと息子の場合は旧盆のタイミングで両家のおじぃ、おばぁの家に連れて行きました。出産の報告も兼ねて...。

その時にあるおばさまから

「マース代あげようね~(・ω・)ノ□」

って感じで お金を頂きました。

出産祝いとは別ですよ!

「マース」は沖縄の方言で「塩」を意味し

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ます。

つまり塩代ですね。

 

その由来は諸説あるのですが、

「生きていく上で一番大切なお塩。塩には魔よけの意味もあり、この子がこの世に誕生して何事もなく健康にすくすく育つように貰ったお金で塩を買い与えてね」

という願いが込められたお金なのです。

今ではこの習慣も少なくなっています。「マース代」は出産祝いのように内祝いのお返しが不要です。

「子は宝、神様にも守ってもらって大切に育てていこう」

そんな先人の思いと願いが時代を繋げているのかもしれません。

詳しく意味を調べるととても素敵な習慣だと思いました。

 

ちなみに頂いたマース代ですが塩は買いませんでした...(笑)

母に聞いたら

「かんなず(必ず)買わんでいーよー。こんなのは気持ちだからさー。」

...と言われさっきまで感動してた時間を返して欲しいと思いました。(笑)

しかしその「マース代」は息子の命を守るチャイルドシートの一部に加えさせて頂きました。

 

さて、次に「百日祝い」です。

本土とは違い「お食い始め」の文化はありません。

記念写真を撮ってみんなで一緒に食事する...以上です。

 

ただこの百日祝いですが、出産祝い兼お披露目会の意味合いもあり、

自宅で行われることがほとんどです。

今回はKoMaの実家で開催されました。

 

「百日ハイ状態」のKoMaは3日間フル稼働して

オードブルを手作りしました。実家の母にも協力してもらい完成。

離乳食後期からお年寄りまで食べられるよう工夫しました。

雰囲気作りのケーキと内祝いは2種類用意し好きなものを選択できるようにしました。

 

大成功でしたがもう二度目はないです。できません(´;ω;`)

それぐらいのパワーを使ってしまったので翌日は泥のように寝ました。

息子をみていてくれた旦那に感謝です。

 

次に旧暦の12月8日、新暦では1月17日に行われる

「鬼餅の日」(オニムーチーの日)です。

 

息子が生まれて初めてのムーチーの日で

「初ムーチー(ハチムーチー)」といいちょっとしたイベントになります。

 

「鬼餅の日」の起源は遠い遠い昔の話、「鬼餅伝説」だと言われています。

簡単にいえば、

餅を使って鬼を倒した話です。

 まさかのお話しですよね?内容が少しファンキーなうえに

下ネタ交じりなので気になる方は検索してみてください(笑)

 

このムーチーは各家庭で手作りします。

KoMa家では初めて作るし素材にこだわろうという事で、

ひいきにしている「黒糖屋」さんへ行きました。

明るい店主のマミーおばちゃまにムーチーにおすすめな黒糖を聞いて購入。

息子も連れていったのですが人見知りすることもなくへらへらしておりました。

 

その足で餅粉、かぼちゃパウダー、紅芋パウダー、そして一番大事な

月桃の葉(カーサ)」をユニオンで購入。

※ユニオンは本島各地にある24時間営業のスーパーです。安いのでよく行きます。

日曜日は卵が安く戦場と化します。(笑)

 

この時期になると県内各地のスーパーで「カーサ」が10枚単位で売られています。

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 ※使えそうな写メがこれしかありませんでした(´;ω;`)

 

 カーサに蒸した餅がくっつかない様に少しサラダ油を塗り、

2色モチにしたり、3色モチにしたり、文字を入れてみたり...

4,5歳ぐらいのお子様と楽しみながら作ると楽しいかもしれません。

包むのは子供でも、不器用サンでも簡単にできるのでご心配なく!!

KoMaは母と戯れながら作りました(笑)

 

最後に息子用にひもで繋げて5連餅ぐらいにして自宅にぶら下げます。

これは「力(ちから)ムーチー」といわれ

鬼を倒すぐらい力がつきますように!!

との願いが込められています。一番上等に作りましたよ!母の愛です(笑)

 

ムーチーは沖縄ではわりとポピュラーな行事で給食にも出ます!

食べ方で大体性格が分かります。(笑)

 

 

以上が息子が生まれてから体験した沖縄の行事です。

今から1歳のお祝いも控えているので随時お伝えしていきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

それではまた次回☆彡KoMa