生後0.5か月の息子と私と旦那~マタニティーブルー~
こんにちは!今日は私が出産して退院した直後のお話しをしたいと思います。
上げ膳下げ膳な入院生活でそろそろ外の空気を吸いたいのぉ...なんて悠長なことを
のんびり考えていたころ、
いよいよ退院の日になりました。
入院時に着ていた病院のロゴ入り授乳服と着脱がとてもスムーズな
ゆるゆるズボンを華麗に脱ぎ捨て、
入院前に準備していたオシャレ授乳服に身を包み颯爽と病院を後に
しました。
家に入るといつもの我が家...
出産という非日常的な出来事が
まるでなかったことのように
何も変わらずに目の前に広がる日常的な我が家。
少し離れただけでこんなにも懐かしい気持ちになるのか
これほどまでに日常に喜びを憶えたことはあっただろうか
いや、この感覚こそまさに…
息子「み”ゃ~~(;O;)」
母が観照に浸りながらポエムをよんでいるタイミングで息子はお腹が空いたようです...
KoMaです...息子にとっては母のポエムなんてクソどうでもいいとです...
KoMaです...オシャレ授乳服もったいなくて脱いで授乳してるとです…
KoMaです...KoMaです...KoMaです..…
おっぱいを飲み終えた息子は満足そうに眠りにつきました。
さて、ポエムの続きを...と思いましたが、
ふと「室温大丈夫か?」と思いチェックしました。
病院で助産師さんからの注意があったのですが、
「赤ちゃんは体温調整がとても苦手で汗っかき。
寒すぎても暑すぎてもダメ!ちょうどイイ室温と着衣で調節すること!」
ポエムを作るのやめ室温調節タイム。
ここは沖縄...夏はひくほど暑く湿度も高い。梅雨があけると秒で猛暑がやってくる。
ついでにたまーに台風もやってくる。憎むべきは亜熱帯気候...。
除湿(ドライ)で室温調整をして万全の体制でベッドセッティングをして
息子のすやすや寝息を確認、いざKoMaも昼寝!!と思いきや来客...来客…
今日お昼寝出来なかったよーー(´;ω;`)
退院して1週間はこれの繰り返しでした。
その後1週間検診、2週間検診を受けました。
しかし、実はこの時KoMaの精神状態はボロボロでした。
退院して1、2週間は息子との生活に全く慣れず本当に辛かったです。
料理、掃除、洗濯に加え息子の世話。
終わることがないこのループに心がボロボロでしたよ。
そして何より辛いのは「寝れない」こと。
2時間ごとに起きなければいけなくて時にはあやし続けて気がついたら
次の授乳タイムに突入してる。
里帰り出産をしなかったので自宅にて四六時中息子と向き合っていました。
「なんで泣いてるの!?」
「なんで寝てくれないの!?」
「私も休みたい、寝たい!」
言い表せない不安は私の中にどんどん溜まって行くのに
吐き出す場所も人もいない。
それでも時間は戻ってくれないし止まってくれない。
ある日には夜中なのになにも考えず必死な思いで
泣きながら「母子未来センター」に電話したこともありました。
そこに常駐していた助産師さんからのアドバイスで心が落ち着きました。
軽い感じながらも優しく的確な助言に溜まっていた不安が涙になって
ドバドバ出てきました。
その方とはLINEで現在の状態やミルクの量、赤ちゃんが居心地のいい環境について
やり取りをしていました。赤ちゃんのミルクについては、こちらの記事もよろしければ参考にしてください。
遠方のためその施設を利用したことがないのにも関わらず親切に対応してくださった
この御恩はこの先一生忘れないでしょう。
やっぱり人間寝ないと思考も鈍るようで、
頭でわかっているのに身体がついていかないことが多くありました。
正直、息子と自分の事しか考えられず旦那にも親にも迷惑をかけてしましました。
甘えるのが苦手なタイプはここで損をしてしまいますね。
旦那もたくさん協力してくれましたよ。
すこしの間仮眠をとらせてくれたり、ご飯が作れないときは用意してくれたり...
でもその時はその優しさも私には届きませんでした。
今になって考えたら髪をふり乱して夜中に泣きながら息子を抱っこしてる妻の
姿をみて彼なりに思うところがあったのでしょう。
私がネガティブな発言ばかりを繰り返す中で彼は心を折らずに寄り添ってくれました。
私が「母」になると同時に彼も「父」になっていたのです。
不思議なことに母親は子の鳴き声に瞬間的に脳が反応するそうです。
この頃夜中に泣き出した瞬間に起きる私の横で寝息を立てている旦那に殺意が芽生えた
のは私だけではないと思います。
そして息子8ヶ月現在、旦那の方がすぐに起きるようになりました(笑)
私の母性本能はどっかとんで行っちまいました。
旦那ちゃまごめんちゃーい!!
その時のことを思い出しながら記事を書いているのですが
よく思い出せない事もあるのです。
もしかしたら本当に精神的に危険な状態だと私の脳が判断し
自己防衛で記憶を薄くしてしまったのかもしれませんね。
あとで調べると私の状態は産後のお母さんの約4割が経験する
「マタニティーブルー」だそうです。
しかし、この「マタニティーブルー」を甘く見てはいけません。
症状が悪化すれば「産後うつ」になってしまいます。
今記事をかいていてその時の自分の考えの甘さや、未熟さ、人を思いやる気持ちのなさに猛省しています。
自然と息子にもその不安定さが伝わっていたんでしょうねorz
過去にくらべて今の自分は開き直ることで心への負担を自分で
処理できるようになりました。
それは間違っているかもしれませんがいいんです!
私がこれで楽なんです!心がこれで軽いんです!ふわふわ!!
完璧な育児は私には難しいのでずぼらでも不器用も前を向いて
今後も歩いて行くのです☆
今日は思いがありあまり長文になってしましましたが、最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
また次回お目にかかりましょうっ☆彡KoMa